★70年代、ニューグラスの時代
●NEW GRASS REVIVAL
/New Grass Revival(HOLLY WOOD-307)
/When The Storm Is Over(FLYING FISH-032)
/Too Late To Turn Back Now(FLYING FISH-050)
サム・ブッシュ(m/f)、コートニー・ジョンソン(bj)、カーチス・バーチ(g)らのニュー・グラス・リバイバルは、ブルーグラスにロックを加味して大人気を得る・・・ニューグラス時代の到来。HW-307がスターデイのデビュー盤。
●SELDOM SCENE
/Act 1(REBEL-1511)
/Act 2(REBEL-1520)
/Act 3(REBEL-1528)
/Old Train(REBEL-1536)
カントリー・ジェントルメンからジョン・ダフィー(m)が独立してさらに新しいブルーグラスを目指したセルダム・シーンは、知性にあふれていた。
●NITTY GRITTY DART BAND /Will The Circle Be Unbroken/2-CD(CAPITOL-35148)
ロックのニッティーズがブルーグラスやカントリーの大物を集めた大セッション歴史的アルバム。マザー・メイベルに捧げられている。
●MULESKINNER
/Live Original TV Soundtruck(SIERRA-6000) ピーター・ローワン(g)、デビッド・グリスマン(m)らのミュールスキナーもブルーグラスを核に、アメリカン・ミュージックの新しさと伝統美に輝いていた。オリジナル盤はCDはないが、同時代のTVサウンドトラック盤がある。
●OLD AND IN THE WAY
/That High Lonesome Sound(ACD-19)
/Breakdown(ACD-28) これもミュールスキナーとほぼ同じメンバーのロック&ニューグラス。オリジナル盤はないが、アコースティック・ディスクから2枚CDがリリースされている。
●SCRUGGS REVIEW
/The Best Tracks 1970-1980(EDSEL-552)
レスター・フラットと別れたアール・スクラッグスが、息子たちと新しいバンジョー・ミュージックを目指したもの。
●TONY RICE
/California Autamn(REBEL-1549)
/Guitar(REBEL-1582)
/Tony Rice(ROUNDER-0085) ブルーグラス界の貴公子トニー・ライスは歌えて、ギターも抜群、70年代はトニー・ライスの時代だった。特にギター・アルバムは人気が高い。
●J.D.CROWE & NEW SOUTH
/New South(ROUNDER-0044)
/Bluegrass Evolution(SRARDAY-489)
バンジョーのJ.D.クロウも新しさを追求した。
ニュー・サウス盤はトニー・ライスやリッキー・スキッグスらと。エボリューションはトニーやラリー・ライスらとカントリーに挑戦したアルバム。
●COUNTRY COOKING
/26 Bluegrass Originals(ROUNDER-11551)
トニー・トリシュカ(bj)らのニューヨーク派、カントリー・クッキングも70年代の顔だった。多数のLPが出されたが、CDは少ない。これがベスト盤である。
●LIVE IN JAPAN
/Country Gentlemen/Live In Japan(REBEL-1104)
/Ralph Stanley/Live In Japan/2-CD(REBEL-2002)
/J.D.Crowe & New South/Live In Japan(ROUNDER-0159)
1970年代、日本にも多数のブルーグラス・バンドが来日した。ビル・モンローをはじめ、ラルフ・スタンリー、ジミー・マーティン、ニュー・グラス・リバイバルなど・・・その中で3バンドがアルバム録音した。
|